イランの遊牧民カシュガイ族の手織り絨毯ギャッベ。
ギャッベGabbehはペルシャ語で「粗い」という意味。
その名の通りペルシャ絨毯とは糸の太さが太くふかふかで毛足の長い絨毯です。
イラン西部のザクロス山脈から南部ファース州の高原にかけて遊牧民によって織られています。
デザインは遊牧民の女性が目の前に見える景色や動物や植物、またはカシュガイ族の生活風景を参考にそのまま即興で織っていきます。ですので、似たようなデザインはあれど同じ物はなく、アート感覚のある魅力的な手作り絨毯となっています。
羊毛が用いられ、色をつける場合は草木染によって染められます。
背景の色を青や、赤、黄色、緑にすることによって、昼や夜や夕方などの時間帯や・黄金の稲穂・緑の草原などを表現しています。
また、ギャッベに表現される各シンボルにも意味があり、羊や人は子孫繁栄を表し、生命の木や唐草は長寿や健康への願いがこめられています。
90x60cmのギャッベ:玄関マットとして使いやすいサイズです。
羊の毛の本来の色を生かしたギャべ。
材質:ウール、合皮(裏側)