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スザ二(ウズベキスタン)

スザニとは?


スザニスザニとは中央アジア(ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタンなど)で作られる刺繍が施された装飾用の布地のことで、ウズベキスタンの家庭では現在でも結婚式に贈り物としても作られており、現地では主に壁掛けとしてつかわれています。結婚式の際は家族や親戚が1枚の布にそれぞれ刺繍を施してスザニを仕上げていくそうです。
基本的に木綿生地に綿、シルク、化学繊維の刺繍糸が使われる物が多いですが、シルク生地を使った物もあります。 値段はサイズ、刺繍糸の素材、刺繍の細密さや密度によって決まるので、そこまで大きくないサイズでも絹糸を使った複雑な刺繍のものは高価になります。
デザインは地方によって異なり、白地などの落ち着いた色の生地に赤い刺繍でザクロや大輪の花が刺繍されたヌラタ地方のデザインや青や赤など派手な生地に動物やティーポットが刺繍で描かれたウルグットのデザインなど各地方の特色が出ています。


スザニ 製作風景スザニは作る人によって仕上がり具合もさまざまです。サマルカンドの土産物屋では自分の奥さんや母親が作ったスザニが商品として並んでいるところもあり、自慢のスザニを一生懸命紹介してくれます。ヨーロッパ向けに商用として工場で製造された物は家庭で作られた物より品質が安定しているようにも思いますが、しかし、そもそも本来のスザニとは各家庭で作られている物なので、若干のほころびや汚れがあるほうが味があり、ある意味本物だとも言えます。

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<スザニの洗濯について>

スザニは物によっては刺繍糸が色落ちする物もありますので丸洗いはあまりお勧めしません。 汚してしまい、どうしても洗いたい場合は丸洗いはせず汚れた部分のみ手洗いすることをお勧めします。またはドライクリーニングをご利用ください。